【漕友語るボートの魅力】 【2007/10/16 掲載開始】
宮ヶ瀬湖で初めてボートに出逢い、その奥深さに魅了され、今日も湖面へ漕ぎ出していく。
宮ヶ瀬湖が育んだ新しいボート愛好者のみなさまを、このページで、ご紹介していきます。
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【第7回】 2011/6/6 掲載
「漕艇に魅せられて」
川上 利男(かわかみ としお)
「漕艇に魅せられて」 (word ファイル)
写真等を編集してのご投稿のため、Wordファイルでの掲載とさせていただきました。
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【第6回】 2011/1/3 掲載
「61歳から始めるボート」
清田 眞一(せいた しんいち)
宮ヶ瀬湖をめぐる道は、とても灌木の原生林が美しいドライブコースの一つである。とくに陽の光が斜めに樹々の間を抜けてくる時間帯の透明な空間の感覚は、その下にひろがる宮ヶ瀬湖の滑らかな水面を渡る風とともに、私をいつも満たしてくれた。
15年前に、椎間板ヘルニアに引導を渡すために手術をうけた。高校時代の運動部にはじまりその後の我儘な山登りの趣味のつけがまわってきたというわけである。今でも片足に一部痺れが残るという結果で、全力疾走の際は要注意だ。
そうした中で何か今までとは全く傾向の違う運動がしてみたいと思うようになっていた。「走る」運動はずっとやってきたので、それとはちがうもの・・・それが私の場合はボートだった。水の上で大型の器械を操るということも、私をその気にさせた。貸しボートも満足にまっすぐ漕げないような人間がそう考えたのである。
「宮ヶ瀬湖ボートクラブ」のホームページを見つけたのはそんな時期であった。突然の飛び入りでボートに乗せてくれた会員の皆さんは、本当に親切に「ボート初体験」を経験させてくれた。手術後の後遺症と自身の年齢という、身体的・時間的葛藤のなかで何か思いつめた気持ちがあったのかも知れない・・・とは今思うのだが、さて会員の皆さんにはどう映ったか?
もとより、大学時代からボート部で鍛えてきた会員の皆さんにこれから追いつこうなどと大それた考えはない。私は、大差がついて「万事休す」といった場所から出発している。それがどうした?
いつも湖を湖岸側から眺めていた。振り返れば陸地である。今ボートに乗って漕ぎ出せば周囲全体が湖面で冷たい水にも手を浸すことができる。
宮ヶ瀬大橋の直下、私のまわりから頭上を行く車の雑音が消え、ボートを漕ぐ仲間の息遣いと水をかく音だけが響いてくる。長い紡錘形のボートはどこまでもまっすぐ銀色の湖面を進んでいく。
ちょっぴり詩的に書けばこんな風になるのだが、実際こうした「時間」はとんでもなく贅沢な時間といえる。
以前、キリル文字という不思議な字形に惹かれてロシア語をかじりはじめ、そして誰もがそうであるようにその国に片思いをしている。政治・制度は関係ない、民族がはぐくんできた文化に恋している。聞かれればそう答えることにしている。
腰椎がつぶれてくるような「爆弾」が破裂しないかぎり、ボートに乗り続けられればいいなと思っていても、はたして「ボート」は「ロシア」であるか?
漕艇が終わった昼休みの昼食時、皆さんのとりとめのない話を聞きながら、ちょっとだけ、はたして「ボート」は「ロシア」であるか?と、今は自問したりしている。
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【第5回】 2010/11/1 掲載
「宮ケ瀬湖ボ−トクラブ讃歌」
新沼邦恒・順子(にいぬま くにつね・よりこ)
私たち夫婦の共通の趣味は、美味しい物を食べる、美味しいお酒を飲む、風光明媚なところへ旅行することです。
5年前、スペイン、フエンヒロ−ラであるボートマンと知り合い、交流を続けているうちに、pleasure rowing(競技の為の漕艇でなく、遊び楽しみのための漕艇)が各国で開催されていることを知りました。滞在型や移動型がありますが、宿泊地のレストランで郷土色あふれる料理を食べ地酒を飲む。現地の人が手配するので、美味しくて妥当な値段のはずです。喉から手が出るほど魅力的な話です。よせばいいのに「我々のような素人でも参加できますか。」が漕艇への始まりでした。「ええ、簡単ですよ。主催者に聞いてみましょう。ただ主催者が誰を招待するか決めますから。」運よくノ−ルウェイ南部のpleasure rowingに招待され、2009年5月に鶴見川漕艇場のボ−ト教室で泥縄式の練習を始めました。 教室出席後、鶴見川で数回の練習。 夫はマリーンスポーツが好きですが、妻はどちらかと云えば運動音痴で、いままで何一つ続いたスポーツは有りません。 その妻が、「ボ−トは私に合っているみたい。」といいます。座席に座り、初心者に合わせた漕艇練習だった為、疲労も少なく、楽しく漕げたのがその理由でしょう。
とにもかくにも何とかスライディングシートに座ってオールを漕ぐ事が出来るようになり、ノ−ルウェイでチャ−チ ボ−トと云う14人漕ぎの船で1日5時間、総行程200km漕いできました。もう完全にボート漕ぎの世界にのめりこんでいました。その後、週末は鶴見川や多摩川の倶楽部で練習を続けました。鶴見川のコーチがナックル(knuckle)もろくに漕げない二人をクオード(quadruple)に乗せてスカル漕ぎの練習をさせ、「宮ケ瀬の水上運動会へ出ませんか。とても素敵なところですよ。」と云うではありませんか。無謀というか、素人老人に何ができるかの実験です。2009年7月の水上運動会、初めての宮ケ瀬湖で、慌てふためきオールを湖面に突き刺していました。 同乗した小学生、中学生は大迷惑だったに違いありません。
宮ケ瀬湖とはそれ以来のお付き合いです。
人工ダム湖ですが、自然に充ち溢れています。芽吹きで薄いピンク色に染まる春の前、桜色が点在する早春、若草色で命がむせかえる春、暑さと深緑の夏、赤とんぼが群れ飛ぶ晩夏、黄から紅まで色が奏でる秋、立ち枯れの銀色の穂が風に揺れる晩秋、雪に覆われ色を失う冬。宮ケ瀬湖の美しさはもう言葉では言い表わせません。景観を誇るスイスで漕いだコーチも、宮が瀬はそれ以上と語ります。
ボ−ト倶楽部に集う顔ぶれも多彩です。学生時代からボートを漕いできた人。湖に散歩がてら、漕艇風景を見て、ボ−トに興味を持った人。ボ−ト教室勧誘のチラシを見てきた人。観桜レガッタ、ボ−ト運動会や紅葉レガッタ参加経験者。会員に紹介された人。
倶楽部では主にクオードを漕ぎますが, シングル(single scull), ダブル(double scull), エイト(eight)も漕ぎます。ボート教室を開催するときはナックルも湖面に浮かびます。参加者の人数、顔ぶれ、催し物などを考慮して、配艇がなされます。会員たちはボ−トを漕ぐ楽しさを追求しています。ボ−トを漕ぐ楽しさは人によりさまざまです。艇上からの宮ケ瀬湖の四季の景観、艇友との会話、漕艇技術の向上、漕艇後の昼食会、漕艇から派生したマラソンや山登りなどなど、さまざまな楽しみがあります。
汗水たらし息を切らせて漕ぐ楽しみ、ゆっくりと移り行く四季の色を愛でながら漕ぐ楽しみ。宮ケ瀬湖BCは色々な艇を、色々な漕ぎ方で楽しむ倶楽部だと思います。経験豊かなコーチの指導は勿論ですが、ボート以外で語られる数々の話題も、常に私たちを惹きつけて、離しません。私たちはこの倶楽部が大好きです。今は、宮ケ瀬湖での漕艇は大切な日常の一部になっています。
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【第4回】 2009/01/13 掲載
「宮ケ瀬湖に癒されて…」
加瀬 俊幸(かせ としゆき)
私が宮ヶ瀬湖でボートを漕ぎ始めたのは2005年の冬、艇庫前が凍って滑りやすくなっていた時期でした。実際そこで滑って骨折し、ボートができずに休んでいる人がいると聞いて気をつけないとと思ったことを思い出します。
実はボートを漕いだのは宮ヶ瀬湖が初めてではなく、その半年程前に学生時代ボート部だった会社の後輩に誘われて鶴見川で漕いだのが初めてでした。漕ぎ始めていきなり2ヶ月後にボートレースがあり、それに向けて毎週特訓でした。そのような競漕の世界から一転、漫漕の宮ヶ瀬湖へは、紹介されたのがきっかけで、その後、いつの間にかボートは専ら宮ヶ瀬湖というようになっていきました。
(横浜ボートマラソンでの宮ケ瀬湖BCクルー)
その魅力と言えば、きれいな水、うまい空気、美しい景色などなど・・・やはり山々に囲まれた豊かな自然でしょうか。そのような環境での広大な湖面を優雅にボートを漕いでいると気持ちいいー!の一言です。湖上から見る景色は最高!はっきり言って癒されます。家からは車で1時間程かかり、朝早く起きるのが正直非常に辛いのですが、癒し効果でいつも来てよかったと実感できます。もともと体育会系なのでガンガン漕ぐ競漕もいいのですが、和気藹々楽しく漕ぐ漫漕を教えてもらったのは宮ヶ瀬湖でした。
(2009年初漕ぎ)
また、決して縛られることなく、行きたい時に行けるというのも大変気に入ってます。しばらく休んでいて久しぶりに行ってもいつも快く迎いいれてくれる皆さんに感謝しています。とても嬉しいですし、それがあるから続けていけていると思います。そんな仲間の人たちは人生経験豊富な人ばかりで、とてもいい方々ばかりで、会うのが楽しみになってしまいます。皆さん多趣味な方が多く、マラソン、登山、スキーなど有志でやったりとボート以外でもいろいろと楽しく活動しています。
(厚木マラソンに参加)
毎週はなかなか行けませんが、宮ヶ瀬湖の自然とそこに集う仲間たちに魅せられて、また癒されに行きたいと思ってしまいます。すでにちょうど4年が経ちますが、いつまでも続けていきたい趣味の1つでになっています。
「ひとこと」
フルマラソンに挑戦したり、自宅から宮ケ瀬湖まで自転車で通ってきたり…。加瀬さんの持久力には脱帽です。ボートマラソンでも頼りになるクルーのエンジンです。
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【第3回】 2008/06/21 掲載
「宮ケ瀬湖ボートクラブに入会して1年6ヶ月」
今井 義明(いまい よしあき)
神奈川県大和市
ある時、佐藤さんから宮ケ瀬でボートを漕いでる写真を見せられ運動にもなるしどうかなとお誘いを受けました。
私自身、宮ケ瀬は大昔、石小屋から車で入りドライブしたり、仕事の関係で宮ケ瀬ダム付帯工事に従事し、3年ほどいた関係で懐かしくなり、年甲斐もなく簡単な気持ちで平成18年11月からお世話になりました。
(左端、バウが筆者)
もとより、公園の池でボートを漕いだことしかなく非常に不安でした。初日は準備体操のあと、陸で三原さんの指導でボート各部の名称、基本動作を教えていただきました。ボート終了時の水洗い清掃、片付け等一連の作業を見学し、昼食をとり終了しました。暖かく迎えていただき嬉しくなりました。
2回目、乗船前にオールの持ち方、漕ぐ基本的の事を教えていただき湖面に出ましたが、不安は的中しました。最初から巧くはいくはずはないとわかっていたのですが、習ったことは消え、恐怖心が先立ち、ただオールを前後に動かしているだけで、終わりました。
回数を重ねましたが巧くならず、皆さんに迷惑をかけるので止めようと思いながらズルズルときてしまい、漕ぐ技量はともかく、2007年5月の観桜レガッタ等々行事にも参加させていただき、今年2回目の5月観桜遊漕会にも参加することができました。
(右端 2番が筆者)
これからも毎週土曜日出来るだけ参加し、湖面に出たら皆様に迷惑がかからないように少しでも巧くなり、ボートを漕ぐ楽しさを知り、湖面での景色を堪能できるようになりたいものです。これからもご指導よろしくお願いいたします。
「ひとこと」
宮ケ瀬の湖面を渡る風と一体となって、仲間と漕いで行く楽しみを感ずることができるようになってきたのではないでしょうか。漕ぎに余裕がでてきましたよ。もっとゆったりと、大きく漕げるようになりたいですね。
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【第2回】 2008/03/30 掲載
「宮ヶ瀬湖BCの魅力」
村上 寛治(むらかみ かんじ)
神奈川県横浜市
初めてボートを漕いだのは5年ほど前でした。大学時代からボートを漕いでいる友人に誘われ、ただの好奇心のみで、誘われるままに宮ヶ瀬湖でナックルフォーというボートに乗りました。その友人はコックス(先導者)席につき、4人のクルーは高校時代の同級生で、皆初心者です。陸上でローイングマシンを使って漕ぎ方の簡単な説明を受け、桟橋でオールのつけ方、艇の蹴り出しの方法等の指導を受け、安穏とした気持ちで船出しました。
さあ、湖上の爽やかな風を受け、皆で調子を合わせてゆっくり楽しみましょう!...と思いきや、そのローイングの何とぎこちなく、不愉快なこと!傍目には優雅に見え、ゆっくり漕ぐなら我々にもすぐその世界に浸ることができるだろうと思っていたのに、4人の漕ぐタイミングはずれ、艇はバランスを崩して横揺れし、櫂は時に空を切り、また櫂に飛ばされた水しぶきは顔面を直撃し、もう散々なものでした。当然のことながら興味は湧かず、その後の2〜3年は年に数回程度のお付き合いといったものでした。
(右から2番目 整調が筆者)
ところが、3年ほど前に宮ヶ瀬湖ボートクラブのサブクラブである一葦会に入ってからは、私のボートに対する気持ちが一変しました。そこは毎週土曜日に、ボートの愛好者が集まり、気ままに漕いで、初心者でも快く仲間として受け入れてくれるものでした。愛好者には上手い人、それなりの人、下手な人それぞれおり、年齢層は30〜70台で幅広く、人生経験も様ざまで、それはそれは変化に富んだものでした。私にとって、そこはボートの技術を学ぶというよりも、私が持つ人生の価値観をボートを通じて共有できる仲間が居るというところでした。
湖上では技術的な指導を受けながらも安全第一で漫漕し、陸に上がっては艇庫の前にテーブルを広げて、昼餉の団欒をゆったりと楽しむことの繰り返しが今も大好きです。湖上でも陸上でも、気の趣くままに身勝手なことを口に出し、それでも受け入れていただいている(と勝手に思っているのですが)仲間に感謝しております。漕ぎたいときに漕ぎ、ランニング、登山、飲み会など多岐に亘った活動もありで、今の環境に大変満足しております。
ボートでは相変わらずリズムが合わず、バランスもけして良いとは言えないのに、丘での共同作業はオックスフォードのエイトも羨むほどのチームワークではないかと、自慢げに知人に話してしております。
(左が筆者)
今年の9月には定年を迎えます。これから多くなる自由な時間に、このボートというものを、他の趣味と上手くマッチングさせながら続け、長く豊かな人生を歩ませていただきたいと願っております。
「ひとこと」
山に海に、マラソンに。そして湖上へも活動の場を広げている活動家です。
面倒見がよく、だれからも好かれる存在です。
これからも、宮ヶ瀬湖の四季を感じながら、漕いでいきましょう。
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【第1回】 2007/10/16 掲載
「初めての感動、そして人との出逢い」
山口 厚子(やまぐち あつこ)
神奈川県清川村
皆さん、こんにちは。私は、ボートを始めて2年になります。今までスポーツは、特にやっていませんでした。
ボートを始めたきっかけは、ボート教室参加の声を掛けていただき、身近でボートを体験出来るのなら是非体験してみたいと思ったからです。
初めての体験で、とても不安でしたが、初めてボートに乗った、その感動は今でも心に強く残っています。
湖面から見える景色や聞こえてくる鳥の鳴き声は、気もちを落ち着かせ、ストレス解消に最適です。
何分始めたばかりですから、まだまだ上手とはほど遠いですが、皆さんに指導していただきながら、昨年の4月には、「宮ヶ瀬湖観桜レガッタ」に出場しました。初レースにとても緊張しましたが、無事に500mを完漕。とてもよい経験になりました。
初心者の私をレースに出場出来るまでに指導していただいた「NPO法人宮ヶ瀬湖ボートクラブ」の皆さんには、感謝の気もちでいっぱいです。年齢、職業、ボート経験も色々ですが、歓迎精神いっぱいで和気藹々とした雰囲気に何時も魅力を感じています。
今では、週一回ボートを漕がないと気もちが落ち着かないというほどボートにはまっています。これからも、私の一番の趣味としてボートを続けて行きたいと思っています。
「ひとこと」
全くゼロから始めて、いまでは、「中毒」と自他ともに認めるボート愛好者。
へばっている男性陣をしり目に、いつまでも漕ぎ続けています。エイト、シングルスカルにも挑戦する、非常にアクティブな方です。
これからも、宮ヶ瀬湖の四季を感じながら、漕いでいきましょう。