【漕友語る-宮ケ瀬湖の魅力】 【2009/09/26 掲載開始】
宮ケ瀬湖にご来湖くださったボートクラブチームのみなさまに、宮ケ瀬湖でのローイングの魅力を存分に語っていただくシリーズです。
宮ヶ瀬湖に漕ぎだした各地でボートを愛好するボートクラブチームのみなさまを、このページでご紹介していきます。
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【第5回】 2010/12/16 掲載
「宮ケ瀬湖のボートライフ」
横浜市 「アメンボウ」
前田 進(まえだ すすむ)
皆さんこんにちは。
私は、平塚市に住む47歳の会社員です。私とボートの付き合いは結構古く、高校生の頃から九州の片田舎でボートを漕いでいました。今はさすがに学生時代のような練習はこなさなくなりましたが、横浜の”アメンボウ”というクラブに所属して楽しくボートライフを送っています。
私が宮が瀬湖でボートを漕ぎ始めたのは2年ほど前の”紅葉レガッタ”からです。いつも横浜の鶴見川で一緒にボートを楽しんでいる”アメンボウ”の守屋さんから誘われたのがきっかけでした。
いつも漕いでいる鶴見川までは自宅から車で1時間半以上かけて通っているのですが、平塚から宮が瀬湖まではその半分もかからないくらいで、”こんなに近いところに景観抜群で、しかもとってもボートに親しみやすい環境があるなんて”とすごく感激したことを憶えています。
さて、いつもは鶴見川で漕ぐことが多い私たち”アメンボウ”の仲間たちですが、宮が瀬湖で毎年行われるいくつかのレガッタ(ボートで競漕するすること)は、とてもよい刺激になっています。いつも漕いでいる鶴見川は横浜という大都会の中を流れていてそれはそれで楽しいですが、ちょっとばかり飽きてきたとき、ちょうどいいタイミングで宮が瀬湖のレガッタが開催されます。そのレガッタは、普段鶴見川で練習した漕艇技術がどこまで上がったかを試すとてもいい機会になっています。
宮が瀬湖でボートを漕ぐことの魅力は、なんといっても大自然の中で思い切り汗を流せることだと思います。
春麗満開の桜や、赤黄緑に色づく秋の紅葉が、湖岸を彩る風景を眺めながらエメラルドグリーンに染まる湖面を切ってボートを自分たちの力で推し進めていくことは、ボートを知らない普通の人なら経験することができないとても幸せな体験ではないかと感じています。それに、湖上に船で出られるのはわれわれボート愛好者と遊覧船ぐらいのものなのでちょっぴり優越感にも浸れます。
宮が瀬湖で行われるレガッタは、関係者の皆さんのおかげで競漕するコースが良く整っていて、さらにコースの距離も500メートルという週末ローヤー(毎週末、週に一回ボートを漕ぐ人のこと)にとっては手ごろな距離なのでとても楽しめます。
毎回ゴールまで漕ぎ終わった後は、”漕いだーーー!”という充実感でつつまれます。競漕した相手のクルー(競漕相手)に勝ってればその充実感もひとしおです。
私には二人の息子がいるのですが、彼らもボートの愛好家なんですよ。一緒に鶴見川に連れて行ったことがきっかけで漕ぎ始めました。
特に息子達にとって宮が瀬湖のレガッタに参加することは、船から上がった後の豚汁の楽しみや、お友達たちとの会話が楽しいらしく特別な意味を持っているようです。普段はいつも家でゲームしかやってないような息子達にとって、水の上で船を並べて競漕することがとても楽しいらしく、今では週末ボートを漕ぎに行くことを結構楽しみにしているようです。単純なスポーツなので、子供たちに向いているのかもしれません。宮が瀬湖では毎年数回子供ボート教室が開催されているようなので、もし興味がおありであればお気軽に声をかけられてみてはどうでしょう。一緒に乗ってくれる子供ローヤーもいますのですぐにお友達にもなれて、きっと今までに経験したことのないとても楽しい思いができると思います。
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【第4回】 2009/10/31 掲載
「宮ケ瀬湖賛歌」
ボート団塊号
大槻 勉(おおつき つとむ)
いつもいつも大変お世話になっております。心からの御礼を、まず、申し上げます。
「水と緑の心の源流郷」―――清川村のキャッチフレーズにもあるとおり、宮ケ瀬湖は私たち団塊号にとっても「心のふるさと」です。
美しい湖も山も皆さんが大切に手入れした艇も、そして、漕艇場でお会いする皆さんひとりひとりの笑顔も、私たちにとって、励ましであり、慰めであり、優しさであり、かけがえのない宝物です。
団塊号を代表して、ご挨拶を書け、というご指示を頂きましたが、書きたいことが多すぎて、まとまりがつきません。
それで、宮ケ瀬湖の美しい四季と、宮ケ瀬湖ボートクラブの皆さんへの友情を「宮ケ瀬湖賛歌」と題した詩に託しました。
思うことの万分の一も表現できませんが、お許しください。
「一艇ありて夢ひとつ」。この精神のもと、宮ケ瀬湖ボートクラブと団塊号が、これからも手を携えて発展していくことを誓い合い、感謝の気持ちを込めてご挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
宮ケ瀬湖賛歌
――― 一艇ありて夢ひとつ ―――
思い馳(は)せよ あの藍(らん)青(じょう)の空へ
宮ケ瀬に 春の喜び満(み)ちるとき
薄紅(うすべに)の名残(なご)りの花は 散り初(そ)めて水面(みなも)に浮かび
列をなし行く方(え)示せば 嬉(うれ)しくも吾らは漕がん
ああ友よ 春の日の望(のぞ)みを知るや
天(あま)翔(か)ける 吾らの夢を語(かた)らばや
一艇ありて夢ひとつ そは友情の極(きわ)むるところ
思い健(たけ)べよ あの紫紺(しこん)の湖(うみ)へ
宮ケ瀬に 夏の激(はげ)しさ満(み)ちるとき
灼熱(しゃくねつ)の日が輝けば ものはみな燃え滾(たぎ)り果(は)つ
赤銅(しゃくどう)の肌(はだ)焼き尽(つ)くし 雄雄(おお)しくも吾らは漕がん
ああ友よ 夏の日の生命(いのち)を知るや
声高く 吾らの夢を叫(さけ)ばばや
一艇ありて夢ひとつ そは友情の極(きわ)むるところ
思い描(えが)けよ あの茜(あかね)色(いろ)の空へ
宮ケ瀬に 秋の優(やさ)しさ満(み)ちるとき
秋(あき)凪(なぎ)の美(うま)し湖面(こめん)は 鮮(あざ)やかな紅葉(もみじ)を映し
西空の残照(ざんしょう)浴びて 相和(あいわ)して吾らは漕がん
ああ友よ 秋の日の情(なさ)けを知るや
胸(むね)秘(ひ)めた 吾らの夢を示(しめ)さばや
一艇ありて夢ひとつ そは友情の極(きわ)むるところ
思い焦(こ)がれよ あの純白(じゅんぱく)の山へ
宮ケ瀬に 冬の静けさ満(み)ちるとき
音もなく降り積む雪は 円(まど)やかに湖(うみ)を眠らせ
一年(ひととせ)の思い包みて しめやかに吾らは漕がん
ああ友よ 冬の日の祈(いの)りを知るや
憧(あこが)れの 吾らの夢を歌わばや
一艇ありて夢ひとつ そは友情の極(きわ)むるところ
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【第3回】 2009/10/25 掲載
「宮ケ瀬合宿」
矢切ローイングクラブ
渡辺 光司(わたなべ こうじ)
矢切ローイングクラブの渡辺です。
矢切RCは江戸川の「矢切の渡し」辺りを練習の場としている千葉大漕艇部OB・OGで作るクラブです。
今般、11月の紅葉レガッタ出漕の練習を兼ねて有志が集まり、宮ケ瀬湖で去る9月の21日〜1泊2日の合宿を張りました。石川(47卒)を頭に百瀬、星(50卒)それに柳内、渡辺(51卒)が参加し、百瀬、柳内と渡辺は奥さん同伴での参加。
昨年初めて紅葉レガッタに参加し湖に出たが、今回はそのときと全く違う趣で宮ケ瀬湖は我々を迎えてくれた。何しろ静か、静寂そのもの。シルバーウィークの真只中であったが、艇を漕ぎ出すのは唯一、我々のみ。
1日目はKFも湖面に出して、奥様方にも初めて乗艇してもらい湖からの景色を楽しんでもらった。我々オアーズマンは、乗艇時の水面との距離に慣れっこになっているが、彼女達にとってはおそらく水面と同じレベルで景色を見るのは初めてで、感動している様子であった。これで我々ボートを漕ぐ者への理解も一層深まり最大の協力者となってくれるものと期待したい。
当日は、「みはる旅館」に泊まり旅館の方々に歓待を受けた。このような機会があれば、またお世話になりたいと思う。若旦那、また宜しくお願いします。
翌朝、クォドルプルで湖に出た。この日も漕ぎ出すのは我々のみ。船台を離れオレンジ色に輝く虹の大橋をくぐり少し右にカーブをとり長い直線に出た。湖面は鏡のように静かで人造湖特有に山が湖面に入り込む景色の中ブレードが水をつかむ音だけ聞こえる。バシッ、バシッ、バシッ。なんと贅沢!今ここに見える全てを独占している。そんな気持ちにさせてくれる。ライトパドルいこう・サアいこう。石川Cの掛け声で体の筋肉が動き出す。
ダムへ通じる水路を通過すると、緑や青に彩色された橋が見え、更に漕ぎ進むと一番奥には赤い橋が迎えてくれた。そこで艇を返し、「虹の大橋」まで一気に4000m漕、途中、遊覧船の航路では一時停止・確認があったものの、気持ちよく漕ぎとおした。
また、船台に戻る直前には山の中から2頭のバンビが我々のほうをじっと見つめていた。聞けば、このあたりにはニホンザルも多いとか。
このような自然の中で過ごした宮ヶ瀬湖合宿、今後定例会になるかも。お世話になりました艇庫、そして宮ケ瀬湖BCのみなさま、有難う御座いました。
天気最高・いざ出艇
疲れました
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【第2回】 2009/10/12 掲載
「宮ケ瀬湖賛歌」
パワーズローイングクラブ
沼田 金之(ぬまた かねゆき)
「今年の紅葉はどうなるかなぁ。」。 そろそろそんな宮ヶ瀬湖に思いを馳せた会話がパワーズRC内でも取り交わされる今日この頃。
そのパワーズRCの代表を務めております沼田と申します。
パワーズRCは25年前当時30歳前後であった三井物産ボート部OBを中心に作ったローイングクラブで、その後社内外を問わず、ボートに興味ある人、一緒に身体を動かしたい人、共に杯を酌み交わしたい人(?)、その活動に共鳴を覚える人等々、来る者拒まず、去る者追いかける、傍らで立っている人、遠くであっち向いている人まで、積極的に勧誘。 現在、年齢は13歳から80歳まで、国籍は10ヶ国以上、男性女性経験未経験は問わず、アダプティブの方もおられ、国内外各地の人たち含めると、会員数は580名を超えるまでになりました。
本部である関東地区の通常練習はナックルを中心に土曜日の午前鶴見川で行なっていますが、エイト含めたシェル艇に乗りたくなったり、その風景に浸りたくなったり、更に宮ヶ瀬湖ボートクラブの人柄に触れ、またそこに集う他ローイングクラブの面々と交歓したくなったり、更に帰りに気持ちよく温泉に浸かりたくなったりするような時期に出向くことにしています。
車手配、交通の便等あり、今のところ、8月または9月のエイト練習と11月の紅葉レガッタの年2回が定番です。その紅葉レガッタは一昨年から参加始め、混成ナックルでは一昨年が準優勝、昨年はなんと優勝。また昨年は混成エイトも出し準優勝しました。今年は更に充実したメンバーで出向きますので宜しくお願い致します。
これからは更に、「山々に白く雪が積もった頃」にも訪れ漕いでみたいですね。
四季折々の顔を見せ、我々を迎えてくれる、宮ヶ瀬湖、万歳!!


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【第1回】 2009/09/26 掲載
「宮ケ瀬湖賛歌」
レークサイドローイングクラブ
小林 文明(こばやし ふみあき)
宮ヶ瀬湖に魅せられて頻繁に湖上ローイングを楽しんでいるクラブですが、まずは当クラブの概要に触れたいと思います。今から13年ほど前に、専修大の学生時代の漕艇部監督から声がかかり、錦糸町「横十間川・旅所橋」下流にある区の艇庫を訪ねたのが、ボートとの縁の始まりでした。我が部は、名前こそ漕艇部ですが、ボートではなくカヌー競技(カヤック・カナディアンカヌー)が主力のクラブでした。監督が現役の戦後間もない頃は、隅田川や戸田でボート練習をしていたのですが、私が入部した頃は、大学の方針でボートはなくなり、カヌー専門となっていました。
監督が他大学ボート部と交流もあり、その先輩たちが地元中学生のナックル競技の面倒を見ているところから、何度か横十間川の練習に参加している内に、私たちにも誘いがあり、少しずつメンバーも増え、「ウォーターフェア隅田川」にも出場することになりました。初出場で2位となり、副賞として「小見マンマ」という千葉県小見川ブランド米30kgをもらったりしました。その後、荒川レガッタや、御台場ドラゴンレースに参加。このドラゴンレースには、地方からも仲間を募って参加していますし、横浜ドラゴンレースには、宮ヶ瀬湖ボートクラブの皆さんと一緒に出場もしてきました。
そのうちに自艇所有の気運が強まり、全国のOBに呼びかけ、この6月に新艇を納入。進水式は、お世話になった「隅田川ローイングクラブ」のメンバーを招き、当クラブの家族も集まり、本拠地の相模湖で盛大に行われました。
さて、当クラブと宮ヶ瀬湖のつながりですが、メンバーの1人が宮ヶ瀬ダム周辺振興財団の職員であることもあり、こちらでの練習に参加させていただいています。数年前の初放流の日が、初参加だったと記憶しています。日常の漫漕会はもちろん、観桜遊漕会、水上運動会、紅葉レガッタの行事にはいつも参加しています。湖水が青く澄んで、湖周の風景も春の新緑、夏の濃い緑、秋の燃えるような紅葉と、季節毎の味があります。美味い水と綺麗な空気、そして地元の新鮮な野菜の参加賞。日頃都会の雑踏の中に生活している我々に潤いと安息を与えてくれます。
先日、漕艇場の反対側にある公園内の宮ヶ瀬資料館を見学しました。湖底に沈んだ集落の写真や民具などを参観。民具(くるり棒、脱穀機、お蚕さんの座縄機)は、私たちが使用したことはないが話に聞いたり資料で見たことのある珍しい品々で、目を瞠りました。
これからも機会を捉えて、宮ヶ瀬湖を訪れたいと望んでおります。
(紅葉レガッタでの力漕)